最近の夏、暑すぎないか?
最近、夏になるたびにそう思います。
もちろん、昔から夏は暑いものです。
それでも最近は、35℃を超えるという数字を見ても、以前ほど驚かなくなってきました。
むしろ30℃くらいだと、「今日は少しマシかも」と感じてしまうことさえあります。
冷静に考えると、30℃は十分暑いはずです。
それなのに、以前より少し涼しく感じてしまう。
自分の暑さに対する感覚がおかしくなっているのではないかと思うことがあります。
ただ、そこでふと疑問に思いました。
最近の夏が暑すぎると感じるのは、本当に気のせいなのだろうか。
単に、自分が暑さに弱くなっただけなのかもしれません。
昔の夏だって、きっと暑かったはずです。
自分の感覚だけでは分からないので、気になって実際のデータを調べてみることにしました。
本当に、昔より暑くなっているのか?
「最近は暑い」と感じることは、あくまで自分自身の感覚です。
人によって暑さの感じ方は違いますし、その年によって夏の暑さにも差があります。
だから、自分が「最近は暑すぎる」と感じているだけで、「昔より確実に暑くなった」とは言い切れません。
そこで確認したのが、気象庁のデータです。
気象庁が公開している「日本の季節平均気温」を見ると、日本の夏(6〜8月)の平均気温には長期的な上昇傾向があることが示されています。
つまり、毎年同じように暑くなっているわけではないものの、長い期間で見ると日本の夏の平均気温は上昇してきているようです。
年によって暑さに違いはあります。
それでも、「最近の夏は前と少し違う気がする」と感じていた自分の感覚を確かめるための材料にはなりそうです。
2025年の夏は、どれくらい暑かったのか
気象庁の「日本の季節平均気温」によると、**2025年夏(6〜8月)の日本の平均気温は、1991〜2020年の30年平均を基準として+2.36℃**でした。
さらに、この値は1898年の統計開始以降、夏として最も高い値だったとされています。
「+2.36℃」だけを見ると、少し分かりにくいかもしれません。
この数字は、
2025年夏の日本の平均気温が、1991〜2020年の30年間の平均と比べて2.36℃高かった
という意味です。
比較する数字には、必ず基準があります。
だから、「+2.36℃」という数字だけを見るのではなく、「何と比べて+2.36℃なのか」まで確認することが大切だと思いました。
また、気象庁によると、日本の夏(6〜8月)の平均気温は、年ごとの変動を繰り返しながら、長期的には100年あたり1.38℃の割合で上昇しています。
これは、「毎年1.38℃ずつ暑くなる」という意味ではありません。
暑い夏もあれば、比較的気温が低い夏もあります。
それでも、長い期間でデータを見ると、夏の平均気温には上昇する傾向がある。
「最近の夏、暑すぎないか?」と思っていた自分としては、少し納得できる結果でした。
35℃という数字に慣れてしまった気がする
最近は、天気予報で35℃という数字をよく見かける気がします。
気象庁では、最高気温によって暑さを次のように呼んでいます。
- 最高気温25℃以上:夏日
- 最高気温30℃以上:真夏日
- 最高気温35℃以上:猛暑日
つまり、自分が「今日は30℃だから少しマシかも」と感じている日は、気象庁の区分では真夏日です。
やはり、十分に暑い。
それなのに30℃を見て少し安心してしまうのは、自分の中で暑さの基準が変わってきているからなのかもしれません。
もちろん、これはあくまで自分の感覚です。
ただ、日本の夏の平均気温そのものに長期的な上昇傾向があるという気象庁のデータを見ると、自分の感覚だけが変わったわけでもないのかもしれないと思いました。
「暑すぎる」は、気のせいだけではなさそう
今回、気になって調べてみて思ったのは、
「最近の夏は暑すぎる」と感じていたのは、少なくとも自分の気のせいだけではなさそうだ
ということです。
日本の夏(6〜8月)の平均気温には、長期的な上昇傾向があります。
2025年夏は、1991〜2020年の平均と比べて+2.36℃となり、1898年の統計開始以降で最も高い値でした。
もちろん、毎年必ず同じように暑くなるわけではありません。
年によって夏の暑さには違いがあります。
だから、「昔より毎年必ず暑い」と単純に言うことはできません。
それでも、長期的なデータを見ると、
「最近の夏、前と少し違わないか?」
という日常の違和感には、客観的なデータから見ても理由がありそうです。
日常の違和感を、少し調べてみる
今回の記事を書くきっかけは、本当に単純でした。
「最近、夏が暑すぎる」
ただ、それだけです。
でも、その感覚が本当に気のせいなのか気になって、実際のデータを見てみました。
すると、日本の夏の平均気温には長期的な上昇傾向があることが分かりました。
もちろん、自分が感じる「暑い」と、気象庁が記録している気温のデータは同じものではありません。
自分の感覚は主観です。
気象庁のデータは客観的な記録です。
それでも、自分が日常生活の中で感じていた違和感と、実際のデータを並べて見てみると少し面白いものがあります。
何となく感じていたことでも、少し調べてみると、「本当にそうだったのかもしれない」と思えることがある。
最近は30℃でも少しマシに感じてしまう自分ですが、それは自分の中の暑さの基準が変わってきたからなのかもしれません。
そして、その背景には、日本の夏そのものが長期的に変化しているというデータもあります。
「暑すぎる」は、どうやら気のせいだけではなかったようです。
参考情報
日本の夏(6〜8月)の平均気温については、気象庁の「日本の季節平均気温」で確認できます。
夏日・真夏日・猛暑日の定義については、気象庁の「気温について」を参考にしています。
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