東京から上高地へ1泊2日|松本前泊で大正池・河童橋・明神池を歩いた旅

旅行

東京から上高地へ行くとき、どこで1泊するか。

私が選んだのは、松本市で前泊し、翌朝に上高地へ向かう1泊2日の旅行でした。9月末、友人と2人で出かけた旅です。

1日目は松本城を見て、おいしいごはんを食べる。翌日は松本から新島々へ電車で移動し、バスに乗り換えて上高地へ。大正池方面から歩き始め、河童橋、明神池まで回りました。

一番印象に残っているのは、朝の大正池です。

朝の景色

松本での時間も楽しめて、翌朝は上高地の景色から1日を始められる。私にとって、前泊をしてよかったと思える旅でした。

この記事では、実際の旅程と、東京から上高地へ行く代表的な方法を紹介します。

※宿泊したのは上高地の中ではなく、松本市です。交通・散策・服装の補足情報は2026年10月18日に公式情報を確認しています。本人の訪問年は記載していません。

東京から上高地へ行く主なルート

まず、東京方面から公共交通で向かう代表的な方法を整理します。以下は現在の交通案内です。

代表ルート乗り換え時間の目安予約・座席選び方の目安
新宿→松本→新島々→上高地松本・新島々で乗り換え新宿→松本は約2時間40分。松本以降は公式概算約1時間30分、実際は接続込みのダイヤを確認あずさは全車指定席。上高地行き路線バスは予約優先制松本観光と組み合わせたい人
新宿→松本→上高地直通バス松本で乗り換え新宿→松本は上記と同じ。松本の直通バスは現行例で約1時間35〜40分直通バスも予約優先制松本で前泊し、翌日の乗り換えを減らしたい人
新宿→上高地直通高速バスなし昼行便約4時間47分、夜行便約6時間55分さわやか信州号は予約制松本に寄らず上高地へ向かいたい人
東京八重洲→上高地直通高速バスなし夜行便は掲載時刻表で約6時間50分さわやか信州号は予約制東京駅周辺から夜に出発したい人

上記は2026年シーズンの運行情報です。冬季も同じように運行するという意味ではありません。時間は列車・便・道路状況で変わります。松本経由の総所要時間には、駅やバスターミナルでの移動・接続時間も加えてください。

上高地公式の公共交通案内/アルピコ交通の現行路線案内/新宿発直通バス/東京発直通バス

新宿から松本、新島々を経由する

新宿から特急あずさなどで松本へ行き、上高地線で新島々へ。そこから上高地行きのバスに乗り換えるルートです。

上高地公式の案内では、松本〜新島々が約30分、新島々〜上高地が約1時間という目安になっています。

ただし、具体的な旅程を組むときは現行ダイヤを優先します。たとえば2026年の掲載時刻表では、松本駅6時31分発の電車から、新島々駅7時10分発のバスに接続し、上高地バスターミナル8時15分着という組み合わせがあります。

この例では接続込みで1時間44分です。「松本から必ず1時間30分で着く」と考えず、利用する便で確認するのがよさそうです。

松本から上高地へ直通バスで向かう

松本バスターミナルからは、上高地へ乗り換えずに向かう直通バスもあります。

現在の掲載例は5時30分発・7時5分着と、10時15分発・11時55分着。前泊して朝から入りたい場合は、早い方の便が候補になります。

私の実際の移動は新島々で乗り換える方法でしたが、これから計画するなら、この直通便と比べて選べます。直通便も予約優先制です。

東京・新宿から乗り換えなしで向かう

松本に立ち寄らず、上高地へ直接向かうなら、さわやか信州号も選択肢です。

現行の東京発便の乗り場は、バスターミナル東京八重洲。新宿発はバスタ新宿が基本ですが、続行便などで新宿西口発になる場合もあります。

夜行便でも朝の上高地に到着できます。朝の景色を見られることが、松本前泊だけの利点というわけではありません。

夜間に移動して朝から歩くか、松本で1泊してから向かうか。松本で何をしたいかも含めて選ぶと、自分に合う旅程になりそうです。

私は松本で1泊してから上高地へ

今回の旅は、次のような流れでした。

日程実際にしたこと
1日目東京から公共交通で松本へ。松本城を見て食事を楽しみ、松本市で1泊
2日目の朝松本から電車で新島々へ。バスに乗り換えて上高地方面へ
2日目の散策大正池方面→河童橋→明神池。散策中に河童橋周辺で昼食
帰りバスと電車で帰路へ

松本前泊にしてよかったのは、移動を2日に分けられたことに加えて、松本そのものも楽しめたことです。

上高地に行くためだけの前泊ではなく、1日目にも見たい場所と食事がありました。

1日目は松本城と食事を楽しむ

松本では、松本城を見ました。

夕方の写真には、お城の向こうに色の変わった空があり、水面にもその色が映っています。翌日の上高地とは違う景色が、この旅の写真に残っています。

夕焼けの松本城

松本ではおいしいごはんも食べて、街で過ごす時間も楽しめました。

1泊2日のうち、1日目をまるごと移動だけに使うのではなく、松本でも旅行を楽しめた。これは今回の組み方のよかったところです。

2日目は新島々でバスに乗り換えて上高地へ

翌日は朝早く松本を出て、新島々へ。そこからバスを利用しました。

上高地で歩き始めたのは、大正池方面です。そこから河童橋へ向かい、さらに明神池まで足を延ばしました。

今のバス時刻表にも「大正池」の降車停留所があります。これから同じ方向に歩きたい人は、予約・乗車券の目的地と、実際に降りたい停留所を確認しておくと計画しやすくなります。

一番印象に残ったのは、朝の大正池

今回の旅で、特に残っている景色は朝の大正池です。

写真を見返すと、山の形が水面に映っています。水際の暗い部分と、光が当たる山の色が一枚の中にあり、上の景色と水面の景色を一緒に見られました。

山の反射する水面

河童橋や、そこへ向かう途中の川と山の景色も写真に残っています。それでも、一番印象に残った場所を挙げるなら、私は大正池です。

今回の前泊のよさは、「朝早く出発できた」という移動の話だけでは終わりませんでした。早くから上高地へ向かった先に、この景色を見られた時間があった。

松本で前泊した旅を振り返るとき、朝の大正池が一緒に浮かぶのは、そのためだと思います。

もちろん、水面の反射や景色の見え方は、その日の天候や風などでも変わります。今回と同じ景色を約束することはできませんが、私にとっては、この旅を代表する場所になりました。

大正池から河童橋へ歩く

大正池を見た後は、河童橋方面へ歩きました。

河童橋

有名なスポットである河童橋はもちろん、道中の景色も日本にいることを忘れるほど広大な自然のなかを歩くことができ上高地そのものが気持ちの良い場所でした。

道中の景色

上高地公式の散策案内では、大正池〜河童橋はコースにより片道約75〜80分、約3.8〜4.0kmが目安です。写真撮影や休憩を含まない時間なので、予定を立てるときは余裕を加えてください。

上高地公式のウォーキングコース

河童橋周辺で昼食

散策中は、河童橋周辺で昼食を取りました。

河童橋には「カフェ小梨」というお昼を食べられる場所があるのでそこでお蕎麦をいただきました。

自然の景色の中で食べるお蕎麦は格別でした。

いただいた蕎麦

大正池、河童橋、明神池まで歩く予定なら、移動時間だけで1日を埋めず、こうした食事や休憩の時間も入れておきたいところです。

河童橋から、明神池まで足を延ばす

今回の散策は河童橋で終わらず、明神池まで歩きました。

公式案内では、明神池へは梓川の右岸・左岸を通る方法があり、穗髙神社の案内では河童橋から徒歩約1時間です。行きだけでなく、バスに乗る場所まで戻る時間も考えておく必要があります。

上高地公式の明神池案内/穗髙神社の奥宮案内

私はこの日に大正池・河童橋・明神池を回りましたが、「誰でも短時間で全部回れる」という意味ではありません。歩くペースや休憩、帰りのバスに合わせて、どこまで行くかを決めるのがよさそうです。

なお、明神池の拝観は現在、大人500円・小学生200円、案内時間は6〜17時です。※現在の一般情報

帰りはバスと電車で

帰りも、バスと電車を利用しました。

公共交通で回る旅では、最後に乗るバスと、その後の電車の接続まで見ておきたいところです。散策の終わりを、バスの出発時刻ぎりぎりに設定しない方が計画を組みやすくなります。

現在の新島々方面のバスは予約優先制です。空席がある場合の乗車案内もありますが、帰りの予定が決まっているなら、行きと合わせて確認しておくと安心です。

運行日は季節で変わるため、訪問日の時刻表を確認してください。

9月末は、もう少し暖かいアウターが欲しかった

服装では、一つ反省があります。

私は「長袖+シャツ1枚」で行きましたが、9月末の上高地では少し寒く感じました。次に同じ時期に行くなら、もう少し暖かいアウターを持っていきます。

上高地は標高約1,500m。公式では、松本市街地より気温が5〜10℃低いと案内されています。市街地と同じ感覚で考えない方がよさそうです。

公式の服装ガイドには、9月の最高気温20.0℃・最低気温12.1℃という平均値が掲載されています。ただし、2022年のデータをもとにした9月全体の平均値です。9月末の朝や、これから行く日の予報ではありません。

春秋の候補として案内されているのは、長袖シャツ、フリース、マウンテンパーカー、ダウンジャケットなど。全部を着込むというより、予報に合わせて重ね着で調整できるようにしておきたいです。

公式の服装ガイド/公式の気候案内

靴は、歩く場所と路面に合わせる

公式では、大正池〜横尾あたりの散策なら歩き慣れたスニーカーでもよいとされています。一方、雨やぬかるみがある場合は、ハイキングシューズやトレッキングシューズが推奨されています。

私が行った時は幸運にも天候に恵まれたためスニーカーで十分回れました。これから行くなら、天気と散策路の状態を確認し、長く歩き慣れたものを選びたいところです。

松本前泊は、松本も上高地も楽しみたい人に合いそう

今回よかったのは、松本での時間と、上高地での時間を両方取れたことです。

松本城を見て、食事を楽しんで1泊する。翌朝は新島々でバスに乗り換え、上高地へ向かう。私にとって、1日目も2日目も旅行として楽しめる組み方でした。

その分、宿泊が必要ですし、翌朝の電車とバスに合わせて動く準備も必要です。乗り換えを減らしたいなら松本からの直通便、松本に寄らないなら東京・新宿からの直通バスとも比べられます。

また、上高地は通年マイカー規制があり、自家用車・レンタカー・自動二輪では釜トンネルより先へ入れません。車で近くまで行く場合も、途中でバスなどへ乗り換えます。上高地公式のマイカー案内

私は今回、公共交通で松本と上高地を回りました。「車なしで、松本観光も朝の上高地も楽しみたい」という人には、参考にしてもらえる旅程だと思います。

まとめ

東京から上高地へ、松本で前泊して行った1泊2日。

松本城と食事を楽しみ、翌朝は新島々からバスで上高地へ。大正池方面から河童橋、明神池まで歩きました。

その中で一番印象に残っているのは、朝の大正池です。私にとって、松本前泊のよさが景色の記憶とつながった旅行でした。

9月末に行くなら、服装はもう少し暖かく。交通は、行きだけでなく帰りのバスまで確認しておく。

松本での1日と、朝から歩く上高地。その両方を楽しむ1泊2日も、東京からの旅行の選択肢になると思います。

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