2025年2月、会社の同期4人でセブ島へ行きました。3泊4日の旅行で体験したことのひとつが、オスロブでジンベイザメと泳ぐツアーです。
巨大な海洋生物と同じ海に入るのは、私にとって初めてでした。数匹のジンベイザメが泳ぎ、身体が触れそうに感じるほど近くへ来る。その大きさに圧倒され、テンションが上がりました。
私たちの場合、泳ぎ続けて追いかけるのではなく、小舟の木の部分につかまり、ガイドの合図で水中を見る体験でした。この日は朝6時にホテルを出発し、ジンベイザメのあとにカワサンフォールズまで回っています。
今回は、当日の流れと実際に感じたこと、準備しておきたいことを整理します。
セブ島でジンベイザメと泳ぐ体験とは?
オスロブはセブ島南部にある町で、セブ州観光局もジンベイザメ観察を見どころとして紹介しています。
私たちが参加したのは、ホテル送迎付きのツアーです。オスロブで海に入り、続けてカワサンフォールズへ向かう内容でした。
「ジンベイザメと泳ぐ」と聞くと、広い海を泳いで移動するイメージがあるかもしれません。私の体験は、小舟の近くにつかまって水中を眺める時間が中心でした。動物との近さだけでなく、どう海に入るのかも、参加前に知っておくとイメージしやすいと思います。
ホテルを朝6時に出発した
朝6時にホテルへ迎えが来て、同期4人でツアーバスに乗りました。朝食は事前に買っておいたものを、バスの中で食べています。
私たちのツアーでは、街からオスロブ方面まで約3時間かかりました。これは当時の記憶で、出発場所や道路状況によって移動時間は変わります。
当日の大まかな流れは、次のとおりです。
- 朝6時にホテルへ迎えが来る
- ツアーバスでオスロブ方面へ移動
- ジンベイザメ体験
- カワサン方面へ移動し、途中で昼食
- カワサンフォールズで自然アクティビティ
- ツアーバスで街へ戻る
ジンベイザメだけの短い外出ではなく、自然体験に丸1日使う組み方でした。
現地では受付と説明のあと、小舟で海へ
到着後は受付をし、説明を受けて、待機場所で順番を待ちました。
現地にはロッカーと更衣室がありましたが、私は水着にTシャツを着て向かったため、体験前の着替えはしていません。説明では、簡単な映像でこちらからジンベイザメを触りに行ったり、蹴ったりしてはいけないと伝えられました。
私たちが参加したときは、それほど長く待たなかった記憶です。
呼ばれたら小舟に乗り、ガイドの案内に従って海へ入りました。ライフジャケット、マスク、シュノーケルを使っています。
海の中では、小舟の底から伸びている木の部分につかまっていました。ガイドが合図をくれたところで水中を見ると、近くにジンベイザメが来ている。そんな体験でした。
写真は自分たちでも撮り、スタッフにも撮ってもらいました。終了後にはシャワーもありました。装備や撮影サービス、施設の利用条件は、予約するツアーごとご確認ください。
巨大な生き物と同じ海にいる。その大きさに圧倒された
印象に残ったのは、同じ海に入って見る大きさです。
ジンベイザメのような巨大な海洋生物を、間近で見るのは初めてでした。1匹だけではなく、何匹もいるジンベイザメは大迫力です。
あまりこちらを気にしていないように見え、身体が触れそうに感じるほど近くに来る場面もありました。その距離感で見ると、大きさに圧倒されます。
私が強く覚えているのは、初めて巨大な生き物と同じ海に入った高揚感と、その大きさです。大きな魚が近づくことに苦手意識がある人は、その点も含めて判断した方がよいと思います。

泳ぎ続ける体験ではなかった。ただし「誰でも大丈夫」とは言えない
小舟の木の部分につかまり、ガイドの合図で水中を見る形だったため、私たちの場合、海の中を泳いで移動する必要はありませんでした。
私の実感としては、泳力より、水に顔をつけて水中を見られることが大事でした。
フィリピンの2020年の海洋生物観光ガイドラインでは、シュノーケリングなどの水中観察中、ライフジャケットまたは浮力を補う装備の着用を求めています。
泳ぎが苦手な場合は、そのことを予約前に伝え、海に入る方法、装備、ガイドの支援、船上からの観察に変更できるかを確認しておくと判断しやすくなります。ライフジャケットを外して潜ることは勧めません。
行く前に知っておきたかったこと
朝食と持ち物は、出発前に用意しておく
私たちは朝食を事前に買い、バスの中で食べました。朝6時の出発だったので、ホテルを出る前に食事や荷物の準備をしておく組み方が合っていました。
実際に使った持ち物は、次の5つです。
- 水着
- タオル
- 着替え
- サンダル
- 防水ケース
私は水着にTシャツで向かいました。現地で着替える場合は、更衣室や荷物の置き場所が使えるかを予約先に確認してください。
小舟の揺れが気になる人は事前に確認する
小舟は揺れ、船酔いしている人も見かけました。私が船酔いしたという話ではありませんが、乗り物酔いが気になる人には判断材料になると思います。
酔い止めを使う場合は、商品の表示や薬剤師の案内に従ってください。
トイレは、利用できるときに済ませておく
セブ旅行全体では、自然系アクティビティ中に、利用しやすいきれいなトイレを見つけづらいと感じました。そのため、行けるときに済ませておく方が安心だと思います。
これは今回の旅行での私の感想で、オスロブの現在の設備全体を評価するものではありません。セブ州は2026年3月5日、ジンベイザメ観察の説明施設で、シャワー室を含む新しいトイレ設備の整備を公表しています。
2026年10月に確認した観察ルールと環境面
ここからは、私の2025年2月の体験とは別に、2026年10月9日に確認した資料の内容です。
触れず、追わず、距離を保つ
フィリピンの2020年の海洋生物観光ガイドラインには、ジンベイザメとの水中観察距離として身体から3m、尾から4mと記載されています。動物が近づいた場合は、急な動きを避け、ゆっくり距離を取るよう案内しています。接触・追跡・進路をふさぐ行為や、フラッシュ等の使用も禁止事項です。
一方、現地ツアー会社Island Trek Toursの案内では、頭から5m、尾から6mとされ、海に入る場合は日焼け止めを塗らないよう説明されています。資料で数値が異なるため、予約先に現在適用する距離を確認し、より広い距離を保つ案内に従ってください。「近くに来るから触ってよい」という体験ではありません。
餌付けをめぐる論点も、参加判断に入れる
オスロブの観察については、餌付けと観光がジンベイザメの行動に与える影響を調べた研究があります。2020年公表の研究では、餌付けへの慣れに伴う行動の変化や、距離ルールの不遵守が報告されています。これは過去の調査結果で、2026年当日の現場を直接評価したものではありません。
国のガイドラインも、餌を使って海洋生物を誘引する行為を禁止事項に挙げています。観光として紹介・販売されていることと、環境面の懸念がないことは同じではありません。
参加を考えるときは、動物への影響も判断材料になります。参加する場合は、触れない、追わない、距離を取るなどの観察ルールを守ることが前提です。
カワサンフォールズとのセットは、丸1日遊び切った感があった
ジンベイザメ体験のあとは、移動の途中で昼食を取り、カワサンフォールズへ向かいました。
オスロブからカワサン方面までは約2時間、そこから街へ戻るまで約3時間だった記憶です。ホテルからオスロブまでを含めると、移動だけで約8時間になります。
バス移動は長かったですが、私は移動も含めて楽しかったです。道中には日本ではあまり見られない自然の景色がありました。運転手と親しそうな現地の人から、蒸しパンのようなお菓子をもらったことも覚えています。
海と川の両方で遊び、丸1日遊び切った感がありました。私にとって、満足できる組み方です。
ただ、移動の長さは外せない判断材料です。休む時間を多く取りたい人や長時間のバス移動が苦手な人は、同日に両方を入れるか考えておくとよいと思います。

後半の滝や川での体験、現金・服装・トイレの準備は、カワサンフォールズ体験記事で詳しくまとめています。
どんな人に合いそう?
私の体験からは、大きな海洋生物を同じ海で見てみたい人、自然系アクティビティが好きな人、友人と丸1日使って遊びたい人に合いそうだと感じました。
一方で、大きな魚が近づくことに強い苦手意識がある人、海に顔をつけることが難しい人、小舟の揺れや長時間移動が負担になりそうな人は、参加方法を事前に相談した方がよいと思います。
餌付けを伴う観察に抵抗がある場合も、無理にこの体験を選ぶ必要はありません。自分が楽しめそうかだけでなく、納得して参加できるかも大切です。
また参加したい?私の答えは「参加したい」
私は、ジンベイザメ体験にまた参加したいと思っています。
巨大な生き物と同じ海に入って、その大きさを目の前で見る。今回のセブ旅行の中でも、記憶に残る体験でした。
まとめ|同じ海で見た大きさが、今も印象に残っている
同期4人で朝6時にホテルを出発し、約3時間かけてオスロブ方面へ。小舟につかまって水中を見ると、数匹のジンベイザメが泳いでいました。
私にとって印象に残ったのは、初めて巨大な海洋生物と同じ海に入ったことと、その大きさです。その後のカワサンフォールズまで含めて、丸1日遊び切った満足感もありました。
参加を考えるなら、泳いで移動するかどうかだけでなく、水に顔をつけられるか、小舟と長時間移動が負担にならないか、観察方法や環境面に納得できるかまで確認しておくと、自分に合うか判断しやすくなります。
セブ旅行全体の流れや費用、街での遊び方は「セブ島3泊4日旅行記事」にまとめています。

